ゴルフ PR

タイトリストCBの歴代モデルと操作性徹底比較!あなたは何ヒッター?🔍中古相場も解説

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

タイトリストのCBアイアンを検討しているあなた、どのモデルを選べばいいか迷っていませんか? タイトリストの「CB(キャビティバック)」シリーズは、プロからハイアマチュアまで幅広く愛用される名器揃いのアイアンです。その伝統的なデザインと卓越した操作性で、多くのゴルファーを魅了し続けています。

歴代のCBモデルには「CB 710」「CB 712」「CB 714」「CB 620」など様々な世代が存在し、それぞれに異なる特徴や進化が見られます。この記事では、タイトリストのCB歴代モデルの特徴や性能の違い、そして各モデルの中古市場での評価までを徹底解説します。あなたのゴルフスタイルに合ったCBアイアンが見つかるはずです。

記事のポイント!

  1. タイトリストCB歴代モデルの特徴と世代ごとの進化について理解できる
  2. 各モデルの性能差や設計思想の変化について知ることができる
  3. 自分のプレースタイルに合ったCBモデルの選び方がわかる
  4. 中古市場での価格相場や入手しやすさについての情報が得られる

タイトリストのCB歴代モデルの特徴と進化

  1. タイトリストCB歴代モデルはキャビティバックの本格派アイアン
  2. CB 710の特徴は軟鉄鍛造の本格的なフィーリング
  3. CB 712は重心距離と重心角のバランス改善が特徴
  4. CB 714は重心距離が長めで操作性が向上
  5. CB 620はシンプルな美しさと高い操作性が魅力
  6. CBシリーズの歴代モデル間の違いは設計思想の進化

タイトリストCB歴代モデルはキャビティバックの本格派アイアン

タイトリストのCBシリーズは、その名の通り「キャビティバック」構造を採用したアイアンです。しかし、一般的なキャビティバックアイアンとは一線を画す、本格派のハーフキャビティデザインが特徴です。軟鉄鍛造で作られたCBシリーズは、プロや上級者からの信頼が厚く、マッスルバックの「MB」シリーズと並んでタイトリストの看板アイアンとして長年愛され続けています。

CBシリーズの最大の魅力は、操作性の高さとフィードバックの良さを維持しながらも、完全なマッスルバックよりも若干のやさしさを持ち合わせている点です。バックフェースの上部にキャビティを設け、下部にはトウとヒールに重量を配置する設計により、ミスヒットに対する許容範囲を広げつつ、上級者が求める操作性も実現しています。

歴代のCBモデルは、タイトリストの伝統を受け継ぎながらも、各世代で微妙に設計が異なっています。特に重心距離や重心角、実重心高などの設計要素が変化することで、世代ごとに微妙な性能差が生まれています。これがゴルファーのこだわりを刺激し、特定の世代のCBを愛用するプレイヤーも少なくありません。

CBシリーズは基本的に3年ごとにモデルチェンジが行われ、モデル番号は「710」「712」「714」などと変化してきました。2019年からは「620」シリーズとして名前が変更されましたが、その基本コンセプトは引き継がれています。各モデルはそれぞれ微妙に打感や弾道特性が異なるため、自分の好みや求める性能に合わせて選ぶことが大切です。

また、タイトリストのアイアンは基本的に低スピン設計ではなく、しっかりとしたスピン量を確保し、グリーンでボールを止める能力を重視しています。そのため、CBシリーズも飛距離よりもコントロール性能を重視したモデルであり、飛距離を追求するゴルファーよりも、スコアメイクやショットの精度を重視するゴルファー向けのアイアンと言えるでしょう。

CB 710の特徴は軟鉄鍛造の本格的なフィーリング

タイトリスト CB 710は2010年に登場したモデルで、現在のCBシリーズの原点となったモデルです。その特徴は何と言っても軟鉄鍛造ならではの優れた打感とフィードバックの良さでしょう。ソフトな打感とダイレクトな球の捉え方は、ショットメイキングを重視するプレイヤーを魅了しました。

CB 710のヘッドは比較的コンパクトで、トップブレードが薄く、アドレス時の構えやすさも高く評価されています。7番アイアンのロフト角は35度と、現代のアイアンと比較するとかなり寝ていますが、これによりしっかりとしたスピン量を確保し、グリーンでの止まりやすさを重視しています。

打感に関しては、多くのゴルファーが「ソフトだがしっかりとした手応え」と評価しています。これは軟鉄鍛造による高品質な素材感と製法に裏打ちされたもので、ボールをコントロールするための情報が手にしっかりと伝わります。タイトリストファンの中には、このCB 710の打感を最高と評価する人も少なくありません。

中古市場では、CB 710は現在でも人気が高く、比較的良好な状態のものでも18,000円前後で取引されています。2010年モデルとしては高い価格を維持している点からも、その人気と評価の高さがうかがえます。ただし、時間の経過とともに在庫数は減少傾向にあり、良品を見つけるのはやや難しくなっているのが現状です。

CB 710はプレイヤーズアイアンとしての基本性能は高いものの、近年のモデルと比較するとミスヒットに対する寛容性はやや低めです。そのため、使いこなすにはある程度の技術が必要ですが、その分だけショットの感触や操作性をダイレクトに感じることができる本格派モデルと言えるでしょう。

CB 712は重心距離と重心角のバランス改善が特徴

CB 712は2012年に登場し、前モデルのCB 710からさらに進化を遂げたモデルです。この世代では、重心距離と重心角のバランスが見直され、よりニュートラルな弾道特性を持つようになりました。構えた際のルックスは先代モデルとほぼ同等ですが、内部設計の変更により性能面で微妙な違いが生まれています。

CB 712の大きな特徴として、実重心高さが初代よりも低く設定されている点が挙げられます。これにより、打ち出し角が適度に抑えられ、風に強い弾道を実現しています。また、実重心深度も浅めに設計されており、ボールのつかまりが良くなる傾向があります。

打感に関しては、CB 710の優れた感触を維持しながらも、若干ソリッドな方向に調整されています。このわずかな変化が、ボールとの接触感覚をより明確にし、コントロールショットの精度向上につながるとの評価もあります。特にハーフショットやフェード系の球筋を打つ際の操作性は、多くのプレイヤーから高い評価を得ています。

CB 712では、前作の「F.P.」(Forward Progression)と呼ばれるトップブレードからソールに向かっての厚み変化が歴代3mm前後だったのに対し、4mmとなりストレート系の設計に変更されました。この変更により、より直進性の高い球筋が打ちやすくなった点も特徴です。

中古市場では、CB 712も根強い人気を誇り、6本セットで25,000円前後で取引されることが多いようです。CB 710と比較するとやや入手しやすい傾向にありますが、こちらも良品は年々減少しています。シャフトはダイナミックゴールドが標準装備されていることが多く、オーソドックスな組み合わせを好むゴルファーに支持されています。

CB 714は重心距離が長めで操作性が向上

CB 714は重心距離が長めで操作性が向上

CB 714は2014年に登場したモデルで、さらなる進化を遂げています。この世代の最大の特徴は、重心距離が37mmを超える長めの設計となり、従来のCBシリーズの中でも特に操作性に優れたモデルとなっています。重心距離が長くなることで、フェースのターンがスムーズになり、特にドローヒッターにとって扱いやすいアイアンとなりました。

デザイン面では、前モデルとの違いは一目では判別しづらいほど微細ですが、バックフェースのデザインがよりシンプルになり、伝統的な美しさが際立っています。アドレス時の見た目も洗練され、構えた際の安心感は抜群です。特にアスリート志向のゴルファーにとって、このシンプルさは大きな魅力となっています。

CB 714の性能面では、重心角は約10度前後と前モデルからほぼ変わっていませんが、重心距離の延長によりスイートエリアが拡大しています。これにより、軽微なミスヒットでも飛距離ロスが少なくなり、より安定したショットを打てるようになりました。特にヘッドスピードがある程度速いプレイヤーは、このモデルの恩恵を大きく受けるでしょう。

また、CB 714は当時リリースされていたドライバー「913」シリーズとのマッチングも優れているとされています。913ドライバーも重心距離の長い設計であったため、同じ設計思想を持つCB 714と組み合わせることで、13本全体のバランスが取りやすかったという評価もあります。

中古市場では、CB 714は18,000円前後から良品が見つかることがあり、コストパフォーマンスに優れたモデルと言えるでしょう。ダイナミックゴールドの標準装備が多いですが、N.S.PRO 950GHなどが装着されたモデルも見られ、やや振りやすい組み合わせを求めるゴルファーにも選択肢があります。状態の良いものはまだ比較的見つけやすく、中古で本格派アイアンを探しているゴルファーにはおすすめのモデルです。

CB 620はシンプルな美しさと高い操作性が魅力

2019年に登場したCB 620は、従来の「CB 7XX」という命名から離れ、新たに「620」シリーズとして生まれ変わりました。このモデルは、タイトリストの伝統を受け継ぎながらも、現代的な技術を取り入れたハイブリッドな設計が特徴です。特に3〜5番アイアンには反発性能に優れたステンレスフェースが採用され、また3、4番にはタングステンウェイトが搭載されるなど、ロングアイアンの飛距離性能と打ちやすさが向上しています。

CB 620のデザインは、非常にシンプルで美しく、伝統的なプレイヤーズアイアンの魅力を存分に感じさせるものとなっています。トップラインはシャープで、バックフェースのデザインも洗練されており、構えた際の見た目の美しさは群を抜いています。このデザイン性の高さが、多くのゴルファーの心を掴んでいる要因の一つでしょう。

性能面では、前作の718 CBよりもさらに上級者向けにシフトしており、よりコンパクトでシャープなヘッドに仕上げられています。打感もマッスルバックの620 MBに近づき、より繊細なフィードバックが得られるようになりました。このため、ショットの感触にこだわるゴルファーには特に支持されているモデルです。

CB 620は標準的な軟鉄鍛造アイアンでありながら、特に3〜5番アイアンに採用された複合素材構造により、ロングアイアンでも番手相当の距離と高さを出しやすくなっています。これはタイトリストが現代ゴルフに合わせた進化を遂げた証と言えるでしょう。上級者がロングアイアンで苦労する部分を技術的にサポートしつつ、ミドルやショートアイアンでは伝統的な感触を維持するという絶妙なバランスが取られています。

中古市場では、まだ比較的新しいモデルであるCB 620は33,000円前後から取引されており、歴代CBの中では高値をつけています。しかし、その性能と品質を考えると、妥当な価格帯と言えるでしょう。特にシャフトはAMT TOUR WHITEなどハイエンドモデルが装着されていることも多く、洗練された組み合わせを求めるゴルファーにとっては魅力的な選択肢となっています。

CBシリーズの歴代モデル間の違いは設計思想の進化

タイトリストのCBシリーズは、各世代でわずかながらも異なる設計思想と技術が採用されています。これらの違いを理解することで、自分のプレースタイルや好みに合ったモデルを選ぶ手助けになるでしょう。歴代モデルを比較すると、重心設計や素材、フォルムなどの変化が見られます。

まず、重心距離の変化は特に注目すべき点です。CB 710からCB 714にかけて、重心距離は徐々に長くなる傾向にありました。特にCB 714では重心距離が37mmを超え、軟鉄の部類でも長め傾向となりました。この変化により、ドローヒッター向けの特性が強まり、ヘッドの返りやすさが向上しています。一方、CB 620ではよりニュートラルな設計に戻される傾向も見られます。

重心角については、歴代モデルを通じて10度前後でほぼ一定に保たれています。これは、CBシリーズが一貫して持つ特性の一つと言えるでしょう。また、実重心高さについても、CB 710を除けば各モデルでほぼ同等に設計されています。これらの一貫性が、世代を超えてCBシリーズのファンが多い理由の一つかもしれません。

実重心深度については、CB 712から変化が見られます。CB 712でより深く設定された実重心深度は、CB 714では再び浅くなっています。この変化が、各モデルのボールのつかまり具合やフェースターンのしやすさに影響を与えています。好みの球筋によって、選ぶべきモデルが変わってくる可能性があります。

また、見逃せない進化として、CB 620における3〜5番アイアンへのステンレスフェースとタングステンウェイトの採用が挙げられます。これにより、ロングアイアンの使いやすさが大きく向上しています。伝統的な軟鉄鍛造の感触を維持しながらも、現代ゴルフの要求に応える形で進化しているのです。

タイトリストCB歴代モデルの選び方とおすすめ

  1. 打感重視ならCB 710がおすすめでソフトなインパクト
  2. 飛距離と操作性のバランスを求めるならCB 714が優秀
  3. 上級者向けモデルとしてCB 620は現代の名器
  4. 初心者や中級者にはCBよりもTシリーズが適している
  5. 中古市場でのCB歴代モデルの価格と入手のしやすさ
  6. シャフト選びでCBシリーズの性能を最大限に引き出す方法
  7. まとめ:タイトリスト cb 歴代モデルの特徴とあなたに最適なモデル

打感重視ならCB 710がおすすめでソフトなインパクト

打感を最優先に考えるゴルファーにとって、CB 710は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。このモデルは、軟鉄鍛造のソフトな打感と、ボールをつかむような感触が特徴的です。多くのゴルファーが「最も打感の良いCB」として評価するのがこのCB 710です。

CB 710の打感の良さは、純粋な軟鉄鍛造による一体成型の恩恵によるものです。複合素材を使用せず、シンプルな構造で作られているため、インパクト時の感触がダイレクトに伝わってきます。スイートスポットで捉えたときの心地よさは、多くのゴルファーを虜にしています。

また、CB 710は比較的小ぶりなヘッド形状で、伝統的なルックスを持っています。見た目にこだわるゴルファーにとっても、クラシカルで美しいデザインは大きな魅力となるでしょう。アドレス時のスクエアなフェースと薄いトップラインは、正確なショットを打つ際の自信につながります。

打感重視のゴルファーがCB 710を選ぶもう一つの理由は、フィードバックの正確さです。ミスヒットした際にしっかりとその情報が手に伝わるため、自分のスイングの調整がしやすくなります。上達志向のゴルファーにとって、この特性は非常に価値があると言えるでしょう。

中古市場では、使用感のあるCB 710でも12,000円前後から、良好な状態のものだと18,000円前後で見つけることができます。発売から10年以上経過しているにもかかわらず、このような価格帯で取引されている事実からも、その評価の高さがうかがえます。打感の良さを追求するゴルファーにとって、CB 710は今なお魅力的な選択肢であり続けています。

飛距離と操作性のバランスを求めるならCB 714が優秀

飛距離と操作性のバランスを求めるゴルファーには、CB 714が特におすすめです。このモデルは、重心距離が長めに設計されており、適度なパワーを持ちながらもドローヒッター向けの特性を持っています。そのため、ボールをしっかり捉えたときの飛距離安定性と、意図した球筋を打ち出す操作性を両立しています。

CB 714の特筆すべき点は、重心距離が37mmを超える長めの設計になっていることです。これにより、フェースターンがスムーズになり、特にドローボールを打ちたいゴルファーにとっては扱いやすいアイアンとなっています。また、適度なヘッドスピードを持つゴルファーであれば、この重心設計により効率的なエネルギー伝達が可能になるため、飛距離パフォーマンスも向上します。

打感に関しては、CB 710やCB 712と比較するとやや硬めに感じる傾向がありますが、それでも現代のゲームインプルーブメントアイアンと比べれば遥かにソフトな打感を楽しむことができます。この程よい硬さが、ショットのフィードバックをより明確にし、コントロールショットの精度向上につながると評価するゴルファーも多いです。

また、CB 714は同時期に発売されていたドライバー「913」シリーズとの相性も良いとされています。セット全体での一貫した設計思想により、クラブの切り替えがスムーズになるメリットもあります。シームレスなセッティングを考えるゴルファーにとっては、この点も大きな魅力となるでしょう。

中古市場では、CB 714は18,000円前後から良品が見つかることがあり、コストパフォーマンスに優れたモデルと言えるでしょう。状態の良いものはまだ比較的見つけやすく、中古で本格派アイアンを探しているゴルファーには特におすすめです。飛距離と操作性のバランスを求めるゴルファーにとって、CB 714は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

上級者向けモデルとしてCB 620は現代の名器

タイトリストのCB 620は、現代の技術を取り入れながらも伝統的な軟鉄鍛造の良さを維持した、上級者向けの現代の名器と言えるでしょう。このモデルは、従来のCBシリーズよりもさらに上級者向けの特性を強めており、特にショットメイキングを重視するゴルファーにとって理想的なアイアンとなっています。

CB 620の最大の特徴は、そのシャープなルックスと精密な操作性です。前作の718 CBと比較しても、さらにコンパクトで洗練されたヘッド形状となっており、アドレス時の見た目は非常に美しく、上級者に強い安心感を与えます。特にトップラインの薄さとソール幅の狭さは、球をつかむような感覚でショットを打つことができるよう設計されています。

また、CB 620は打感においても非常に高い評価を受けています。軟鉄鍛造の素材感を最大限に活かしたソフトでありながらもしっかりとした打感は、ショットの質を判断するための貴重な情報をゴルファーに提供します。特にグリーン周りのアプローチやパーシャルショットでは、この繊細な打感が大きな武器となるでしょう。

技術面では、CB 620はロングアイアン(3〜5番)でステンレスフェースを採用し、3、4番にはタングステンを搭載するなど、現代的な要素を取り入れています。これにより、難しいとされるロングアイアンでも番手相当の距離と高さを出しやすくなっています。上級者が苦手とするロングアイアンでのショットをサポートしつつ、ミドル・ショートアイアンでは伝統的な感触を維持するという、絶妙なバランスが取られています。

CB 620は他のタイトリストアイアンとのコンビネーションも考慮されています。特に620 MBとの組み合わせが人気で、6番までをMB、それより長い番手をCBにするというセッティングも多く見られます。このような柔軟な組み合わせが可能な点も、上級者から高く評価されている理由の一つでしょう。

初心者や中級者にはCBよりもTシリーズが適している

初心者や中級者にはCBよりもTシリーズが適している

タイトリストのCBシリーズは素晴らしいアイアンですが、初心者や中級者にとっては難易度が高く、思うようなパフォーマンスを引き出せない可能性があります。そのようなゴルファーには、タイトリストの「Tシリーズ」アイアンがより適しているでしょう。Tシリーズはより幅広いゴルファー層をターゲットにし、適度なやさしさと信頼性を兼ね備えています。

Tシリーズの中でも、特に「T200」は中級者にとって理想的な選択肢となるでしょう。T200は上級者が求める操作性や狙う性能と、アベレージゴルファーが求める飛距離やミスへの寛容性を両立したバランスのよいアイアンです。小ぶりながらも中空構造を採用し、「マックスインパクトテクノロジー」と呼ばれるタイトリスト独自の技術により、高い初速と安定性を実現しています。

さらに飛距離を重視する初心者や中級者には、「T350」や「T400」がおすすめです。T350は中空構造を採用し、ミスへの寛容性と飛距離性能を高めながら、ある程度狙う性能を持たせたモデルです。T400はさらに飛距離に特化したモデルで、薄肉フェースと超ストロングロフト設定により、圧倒的な飛距離性能を実現しています。

技術的な側面から見ると、CBシリーズはかなり正確なインパクトが求められるのに対し、Tシリーズはより広いスイートスポットと打点のずれに対する許容性を持っています。これにより、安定したショットがより容易に打てるようになります。特にミスヒット時の飛距離ロスが少ないのがTシリーズの大きな利点です。

また、CBシリーズがほぼ伝統的なロフト設定(7番で34〜35度)であるのに対し、Tシリーズはよりストロングロフト(T200は30.5度、T350は29度、T400は26度)を採用しています。これにより、同じスイングでもより飛距離が出やすく、初心者や中級者にとっては大きなアドバンテージとなるでしょう。

中古市場でのCB歴代モデルの価格と入手のしやすさ

タイトリストのCB歴代モデルは中古市場でも人気が高く、価格帯は各モデルによって異なります。一般的に古いモデルほど価格は下がる傾向にありますが、CBシリーズは根強いファンが多いため、古いモデルでも比較的高値で取引されていることが多いです。

最も古いCB 710は、中古市場では現在12,000円前後〜18,000円程度で取引されています。発売から10年以上経過していることを考えると、その価値はかなり保たれていると言えるでしょう。ただし、年々在庫は減少傾向にあり、特に良好な状態のものを見つけるのは次第に難しくなっています。

CB 712は、CB 710よりもやや流通量が多い印象です。価格帯としては6本セットで25,000円前後が一般的です。標準的なシャフト構成はダイナミックゴールドが多く、クラシックな組み合わせを好むゴルファーに支持されています。

CB 714は、現在の中古市場ではコストパフォーマンスに優れたモデルと言えます。18,000円前後から良品が見つかることがあり、状態の良いものも比較的見つけやすい状況です。シャフトはダイナミックゴールドが主流ですが、N.S.PRO 950GHが装着されたモデルも見られます。

最新モデルであるCB 620は、中古でも33,000円前後と、歴代CBの中では最も高値で取引されています。比較的新しいモデルであることと、高品質なシャフト(AMT TOUR WHITEなど)が装着されていることが多いため、この価格帯になっていると考えられます。

中古市場でCBシリーズを購入する際の注意点として、フェース面やソールの摩耗状態を確認することが重要です。特に軟鉄鍛造アイアンはステンレス製のアイアンと比べて傷がつきやすく、使用頻度が高いとグルーブの摩耗が進みやすいです。また、ライ角の調整履歴なども可能であれば確認したほうが良いでしょう。

シャフト選びでCBシリーズの性能を最大限に引き出す方法

タイトリストのCBシリーズはヘッド性能が素晴らしいアイアンですが、そのポテンシャルを最大限に引き出すためには、適切なシャフト選びが極めて重要です。シャフトの特性がマッチしていないと、せっかくの優れたヘッド性能も十分に活かせない可能性があります。

CBシリーズには伝統的にダイナミックゴールド(DG)シャフトが標準装備されることが多く、このマッチングは多くのゴルファーから高い評価を得ています。特にDG S200は、中・上級者向けの標準的なシャフトとして、CBの操作性を引き出す絶妙な硬さとフィーリングを持っています。弾道はやや低めで、風の強い日でも安定したショットを打つことができます。

より軽量で振りやすいシャフトを求めるゴルファーには、N.S.PRO 950GHやN.S.PRO MODUSシリーズがおすすめです。特にMODUS 120は、DGよりも軽量でありながら、しっかりとしたフィーリングを持ち、CBシリーズとの相性が良いとされています。ミドルアイアンからの打ち出し角がやや高くなる傾向があるため、弾道に悩んでいるゴルファーには良い選択肢となるでしょう。

また、CB 620のような最新モデルでは、AMT TOUR WHITEシャフトが装着されているケースも多く見られます。このシャフトは番手ごとに重量が異なり、長い番手ほど軽く、短い番手ほど重くなっています。これにより、セット全体を通じて一貫した弾道と感触が得られるよう設計されています。

シャフト選びでは、自分のスイングスピードやテンポ、そして求める弾道特性を考慮することが大切です。一般的に、スイングスピードが速いゴルファーは硬めのシャフト(S〜X)、遅いゴルファーは柔らかめのシャフト(R〜SR)が適しています。また、テンポが速いゴルファーには先調子のシャフト、ゆっくりとしたテンポのゴルファーには中・元調子のシャフトが相性が良い傾向にあります。

シャフトの選定に迷った場合は、できれば試打をしてから決めることをおすすめします。特にCBシリーズのようなプレイヤーズアイアンでは、シャフトとの相性が大きくパフォーマンスに影響するため、実際に打って感触を確かめることが重要です。また、専門のクラブフィッターに相談することも、自分に最適なシャフトを見つける良い方法です。

まとめ:タイトリスト cb 歴代モデルの特徴とあなたに最適なモデル

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. タイトリストのCBシリーズは、キャビティバック構造を採用した本格派アイアンで、操作性と適度なやさしさを両立している
  2. CB 710は打感の良さに定評があり、純粋な軟鉄鍛造のフィーリングを重視するゴルファーに最適
  3. CB 712は重心距離と重心角のバランスが改善され、よりニュートラルな弾道特性を持つように進化した
  4. CB 714は重心距離が長めの設計となり、特にドローヒッター向けの特性が強化されている
  5. CB 620は最新モデルとして、ロングアイアンにステンレスフェースとタングステンウェイトを採用し、現代的な性能を実現している
  6. 歴代モデル間の違いは、重心設計や素材、フォルムなどの変化によるもので、各モデルに異なる特徴がある
  7. 打感重視のゴルファーにはCB 710、飛距離と操作性のバランスを求めるゴルファーにはCB 714がおすすめ
  8. 上級者向けのCB 620は現代の名器として、ショットメイキングを重視するゴルファーに支持されている
  9. 初心者や中級者にはCBシリーズよりも、より寛容性の高いタイトリストのTシリーズ(特にT200)が適している
  10. 中古市場では、CB 710が12,000〜18,000円、CB 712が25,000円前後、CB 714が18,000円前後、CB 620が33,000円前後で取引されている
  11. CBシリーズの性能を最大限に引き出すためには、ダイナミックゴールドやN.S.PRO MODUSなど、適切なシャフト選びが重要
  12. シャフト選びでは、スイングスピードやテンポ、求める弾道特性を考慮し、可能であれば試打してから決めることが望ましい