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スリクソンZ565アイアン評価 マジ神クラブだった🔥 初心者から上級者まで使える万能アイアンの実力と口コミまとめ

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ゴルフクラブ選びで悩んでいる方、特にスリクソンのZ565アイアンが気になっているならこの記事はあなたのためのものです!2016年9月に発売されたこのモデルは、今でも多くのゴルファーから高い評価を得ている名器と言われています。「飛距離性能と許容性を兼ね備えたポケットキャビティタイプ」というコンセプトで開発されたZ565アイアンは、ツアープロの意見を取り入れた設計が特徴です。

このアイアンの大きな特徴は、V字型のソール形状「Tour V.T.ソール」による抜けの良さと、軟鉄鍛造ならではのやわらかい打感です。さらに、セミグースネック形状による構えやすさと、クロムバナジウム鋼フェースによる飛距離性能も魅力のポイント。アマチュアからプロまで、幅広いゴルファーに対応できる設計が、7年以上経った今でも多くのゴルファーに愛用される理由なのです。

記事のポイント!

  1. スリクソンZ565アイアンの総合評価と口コミ評判について
  2. Z565アイアンの特徴的な機能と技術的特長
  3. 同シリーズのZ765、Z965との違いと自分に合ったモデルの選び方
  4. 中古市場での価値と現在購入する際のポイント

スリクソンZ565アイアンの評価と実力

  1. Z565アイアンの総合評価は高評価が多数
  2. 打感の良さとやさしさを両立したクラブ設計
  3. 特徴的なTour V.T.ソールが抜けの良さを実現
  4. 軟鉄鍛造ボディとクロムバナジウム鋼フェースの組み合わせ
  5. ユーザー評価では構えやすさと方向性の安定性が評価
  6. シャフトバリエーションとそれぞれの特徴

Z565アイアンの総合評価は高評価が多数

スリクソンZ565アイアンは、発売から7年以上経った現在でも高い評価を維持しています。GDOゴルフショップでの総合評価は4.6点(75件のレビュー)、my caddieでのユーザー評価では6.3点(25件のレビュー)と、いずれも非常に高い評価を得ています。

特に「やさしさ」と「構えやすさ」の項目では、my caddieの評価でそれぞれ4.8点と4.6点という高得点を獲得しています。ユーザーからは「打感がかなり良い」「高さも出る」「ミスがミスにならない寛容なアイアン」といった声が多く寄せられています。

また、ゴルフバカのクラブ辛口試打評価では、方向性、やさしさ、構えやすさの項目でいずれもA評価を獲得。総合点は90点という高得点で、「やさしさと感性のバランスの良さは、本番でも安心して打っていけるメリットにつながる」と評価されています。

プロゴルファーの間でも採用率が高く、国内女子プロでは小林夢果選手や佐久間朱莉選手、稲見萌寧選手など多くのプロが使用しています。このように、アマチュアからプロまで幅広いゴルファーから支持されているのは、その完成度の高さを示す証拠と言えるでしょう。

プロの評価者からは「全体的なバランスが良く、使いやすい」「ヘッドが地面を叩いてくれる感覚があるので気持ちがいい」といった声も上がっており、実際に使ってみると「うまくなった気がする」という感想も多いようです。

打感の良さとやさしさを両立したクラブ設計

スリクソンZ565アイアンの最大の魅力の一つが、打感の良さとやさしさを高いレベルで両立している点です。一般的に、やさしさを追求すると打感が犠牲になることが多いのですが、Z565はその両立に成功しています。

軟鉄(S20C)を採用したボディにマイルド熱処理を施すことで、球が吸い付くようなスリクソンZシリーズならではのやわらかい打感を実現しています。試打者からは「芯を捉えた時の打感は柔らかく気持ちいい」「軟鉄と遜色のない良い打感」といった評価が目立ちます。

同時に、クロムバナジウム鋼のフェース素材により、強い反発力と飛距離性能も確保。この異素材の組み合わせにより、反発の良い弾き感としっかりとした球の持ちの両方を感じられるバランスの取れた打感が特徴です。

やさしさの面では、ポケットキャビティ構造により重心深度を確保し、より高い弾道で安定した飛距離を実現。ミスヒットに対する許容度も高く、「ミスがミスにならない」と多くのユーザーが実感しています。

「Zシリーズの中では最もミスに強く、直進性のあるモデル」と評されるように、アベレージゴルファーでも安心して振り抜けるような設計思想が貫かれています。このバランスの良さが、初心者から上級者まで幅広いゴルファーに支持される理由となっています。

特徴的なTour V.T.ソールが抜けの良さを実現

Z565アイアンの最も特徴的な技術の一つが、「Tour V.T.ソール」と呼ばれるV字型のソール形状です。この独自のソール設計は、前モデルから更に改良が加えられ、バックサイド(後部)のソールを削って抜け感を向上させた点が特徴です。

このソール形状により、どのような傾斜のライからでも思い切り振り抜ける抜けの良さを実現しています。試打者からは「非常に抜けが良く、ヘッドが芝の上を滑ってくれる」「ダフリ気味でもソールが滑って助けてくれる感覚」といった感想が多く寄せられています。

特にV字型のソールは、バンカーショットやラフからのショットでも威力を発揮します。上からの打ち込みでもソールが邪魔して突っかかることなく、様々なライから安定したショットが可能になります。

また、トゥ(つま先側)、ヒール(かかと側)に丸みを持たせることで、どのような傾斜のライにも対応できる設計となっています。これにより、フェアウェイだけでなく、ラフからのショットでも「思い切り振りぬける」アイアンとして進化を遂げています。

「ソール形状が独特で、ハンドファーストにとらえても芝に刺さりにくい」という評価もあり、この「Tour V.T.ソール」がZ565の最大の武器であると言えるでしょう。ただし、一部のレビューでは「全番手同じような形で、もう少し番手なりのソール形状にしてほしかった」という意見もあり、改善の余地はあるようです。

軟鉄鍛造ボディとクロムバナジウム鋼フェースの組み合わせ

軟鉄鍛造ボディとクロムバナジウム鋼フェースの組み合わせ

スリクソンZ565アイアンは、軟鉄(S20C)のボディにクロムバナジウム鋼のフェースを組み合わせた異素材構造を採用しています。これは、やわらかい打感と飛距離性能を両立させるための重要な技術です。

具体的には、5番から6番アイアンでは軟鉄ボディにタングステンニッケルウエイトを追加し、7番からPWまでは軟鉄のみを使用しています。これにより、ロングアイアンでは低重心化による打ち出しの高さと安定性を、ショートアイアンでは精度と操作性を重視した設計になっています。

この組み合わせによって、軟鉄フォージドならではの「球が吸い付くような」やわらかい打感と、クロムバナジウム鋼のフェースによる反発力が生まれます。ユーザーからは「打感はかなり良い」「厚みのあるインパクト」といった好評価が多数寄せられています。

また、マイルド熱処理を施すことで、さらに打感が向上。Z565を含むZシリーズのアイアンは、「軟鉄鍛造アイアンは数多くありますが、『Z965』と『Z765』は最高レベルの打感の良さが味わえます」と評されるほどの打感の良さを誇ります。

加えて、「ダブルレーザーミーリング製法」による溝加工と、前モデルより5%拡大された溝断面積により、雨天時やラフからのショット時でも安定したスピン性能を発揮します。これは、グリーンでのボールの止まりやすさに直結する重要な性能です。

ユーザー評価では構えやすさと方向性の安定性が評価

スリクソンZ565アイアンに対するユーザー評価では、特に「構えやすさ」と「方向性の安定性」が高く評価されています。my caddieでの評価では、方向性が4.6点、構えやすさが4.6点と非常に高いスコアを獲得しています。

構えやすさについては、セミグースネック形状とトップブレードの適度な厚みが安心感を与えると評価されています。「少しグースをつけているので、ボールのつかまりをイメージしやすいヘッド」という意見や、「ほどよいグースでボールを包み込む感じ」といった感想が多く寄せられています。

方向性に関しては、「程よく捕まる印象」「直進性も前作同様に優秀」といった評価があり、初心者からでも曲がりを気にせず打っていける直進性の高さが特徴です。前作Z545と比較すると「より中庸的な挙動になり多くのユーザーが程よく捕まりを感じれるようになった」という分析もあります。

また、「スクエアフェイスなのでひっかかることは少なく良い」という意見もあり、フックフェースになりがちなやさしいアイアンの中でも、バランスの取れた設計だと言えるでしょう。これは、ドローヒッターもフェードヒッターも使いやすいという評価につながっています。

ユーザーレビューでは「アベレージゴルファー向けのオーソドックスなヘッド形状で、座りがいい」「構えたときのイメージと弾道のイメージがぴったり一致」といった声も多く、構えた時のイメージどおりのショットが打てる信頼性の高さも魅力の一つです。

シャフトバリエーションとそれぞれの特徴

スリクソンZ565アイアンには、主に3種類のシャフトオプションが用意されています。それぞれの特徴を理解することで、自分のスイングタイプに合ったシャフト選びが可能になります。

  1. N.S.PRO 980GH DST スチールシャフト: 標準装備のスチールシャフトで、中手元調子の特性を持ちます。重さは99g(S)、95g(R)とややライトな設計で、トルクは2.4(S)、2.6(R)です。「振りやすい」という評価が多く、アベレージゴルファーに適したシャフトとなっています。特にスイングスピードが平均的なゴルファーや、軽めのシャフトを好む方におすすめです。
  2. Miyazaki Kaula 8 for IRON カーボンシャフト: 軽量カーボンシャフトを好む方向けのオプションです。重さは81g(S)、80g(SR)と軽量で、トルクは2.4と安定性も確保されています。中調子の特性を持ち、軽いスイングでも十分な飛距離を得たい方に適しています。特に女性や高齢者、スイングスピードがやや遅めのゴルファーに好評です。
  3. N.S.PRO MODUS³ TOUR120 スチールシャフト: 上級者向けの特注生産シャフトです。重さは110g(X)、105g(S)とやや重めで、トルクは1.6(X)、1.7(S)と低く、安定性が高い特徴があります。中手元調子の特性を持ち、スイングスピードが速く、安定性を求めるゴルファーに向いています。シャフトの重さが気にならない方や、弾道を抑えたい方におすすめです。

発売当初は上級者を中心にZ765が人気でしたが、10月以降はZ565が幅広い層に売れているとの情報があります。また、シャフト選びの傾向として、特注仕様ながら「NSプロ・モーダス3ツアー120」の人気が高く、これまで「NS980」、「DG」の2強だったのが変わりつつあるという状況も見られます。

自分のスイングスタイルや好みに合わせて、適切なシャフトを選ぶことで、Z565アイアンの性能をより引き出すことができるでしょう。

スリクソンZ565アイアンの詳細スペックと使用感

  1. Z565、Z765、Z965の3モデルの違いと選び方
  2. Z565アイアンは初心者から上級者まで幅広く対応
  3. プロゴルファーも使用する高性能モデル
  4. Z565からZ585への進化ポイント
  5. カスタマイズのポイントとおすすめシャフト
  6. Z565アイアンの中古市場での価値と買い時
  7. まとめ:スリクソンZ565アイアン評価の総括と購入判断のポイント

Z565、Z765、Z965の3モデルの違いと選び方

スリクソンのZシリーズアイアンは、プレーヤーのレベルや好みに合わせて3つのモデルが用意されています。それぞれの特徴を理解することで、自分に最適なモデル選びが可能になります。

Z565(ポケットキャビティ): 3モデルの中で最もやさしく設計されているモデルです。ボールが上がりやすく、打点のブレにも強い完成度の高いアイアンとして評価されています。「オートマチックなアイアンが欲しい人」「飛距離も打感も求めるゴルファー」「競技で結果を出したい中上級者」におすすめです。特徴として、セミグースネック形状でボールのつかまりをイメージしやすく、ソール幅もやや広めで低重心設計となっています。

Z765(ハーフキャビティ): 操作性とやさしさのバランスを取ったモデルです。Z565と比べてトップブレードが厚くなり、安心感のある形状になっています。「フェードで攻めたいゴルファー」「軟鉄鍛造の打感を好む人」「高さを出してグリーンに止めたい中上級者」に向いています。球筋の打ち分けがしっかりできる特性がありますが、特にフェードが打ちやすく設計されています。

Z965(マッスルバック): 3モデルの中で最も操作性を重視したマッスルバックモデルです。ソール幅が狭く、上級者向けの設計ですが、ヘッドがひと回り大きくなったこともあり、比較的やさしく仕上がったマッスルバックとの評価があります。「マッスルバックを使いたいゴルファー」「打感の良さを好むギアマニア」「球筋を打ち分けたい上級者」におすすめです。

選び方としては、まず自分のプレースタイルや技術レベルを考慮することが大切です。初心者や中級者、あるいは安定性を重視する方にはZ565が最適でしょう。操作性とやさしさの両立を求める中級者以上にはZ765、そして高い技術を持ち、操作性を重視する上級者にはZ965が向いています。

興味深いのは、試打評価で「私のヘッドスピードでは、マッスルバックは選択肢から外してしまいそうですが、思っていた以上に上手く打てました」という声もあり、必ずしも上級者でなくても扱えるZ965の寛容性の高さも言及されています。

Z565アイアンは初心者から上級者まで幅広く対応

スリクソンZ565アイアンの大きな魅力は、初心者から上級者まで幅広いゴルファーが満足して使えるバランスの良さです。一般的に、やさしさを追求したアイアンは上級者には物足りなく、逆に操作性を追求したアイアンは初心者には難しいものですが、Z565はその両方を高いレベルで両立しています。

初心者に優しいポイントとしては、ポケットキャビティ構造による広いスイートスポット、ボールが上がりやすい設計、セミグースネック形状によるつかまりの良さが挙げられます。特に「ボールが上がりやすく、打点のブレにも強い」という特性は、スコアアップを目指す初心者にとって大きなメリットです。

一方、中級者から上級者にも満足感を与える要素として、軟鉄鍛造ボディによる良質な打感、適度な操作性、安定したスピン性能などが評価されています。「競技で結果を出したい中上級者」にもおすすめとされているように、競技志向のゴルファーも満足できる性能を備えています。

ユーザーレビューでも「アベレージから中級者にオススメです。競技志向の方も満足できると思います」「初心者から中上級者まで幅広いユーザーにお勧めできます」といった声が多数見られます。特に「マッスルバックでゴルフを始めた年代で、年齢により筋力など衰えてきた私にとって、満足度の高いアイアンです」という意見は、かつては難しいクラブを使いこなせていたが年齢とともに寛容性を求めるようになったゴルファーにも適していることを示しています。

「やさしいアイアンだと癖があるものが多いが非常にバランスをとりつつもイージーなアイアンに仕上がっているのは素晴らしい」という評価にあるように、やさしさと操作性、打感のバランスが取れた万能性が、多くのゴルファーに愛される理由となっています。

プロゴルファーも使用する高性能モデル

スリクソンZ565アイアンは、アマチュアゴルファーだけでなく、多くのプロゴルファーからも支持されている高性能モデルです。特に日本の女子プロゴルファーを中心に、このモデルを使用するプレーヤーが多く見られます。

資料からは、小林夢果選手、佐久間朱莉選手、稲見萌寧選手、小祝さくら選手、竹田麗央選手、西郷真央選手、畑岡奈紗選手など、多くの女子プロが使用していることがわかります。2025年3月の大会情報でも、これらの選手たちの活躍が記載されています。男子プロでは、平田憲聖選手などがスリクソンの新モデルを使用していることも言及されています。

プロゴルファーがZ565を選ぶ理由としては、いくつか考えられます。まず、「ツアープロからの意見を取り入れたフェース面の拡大」「評価の高かったV字形状の『Tour V.T.ソール』をさらに進化」という点が、プロプレーヤーにとって重要な要素となっています。実際のコース状況や様々なライに対応できる設計は、トッププレーヤーが求める重要な特性です。

また、「ピンをデッドに狙うための操作性向上」という点も、スコアメイクを追求するプロには重要な要素です。Z565は、やさしさを追求しながらも、適度な操作性を残しているため、戦略的なショットを打ちたいプロゴルファーにも適しています。

さらに、「軟鉄鍛造ならではのやわらかい打感と、安定したスピン性能」は、グリーンを攻略するうえで重要な要素です。特に雨天時やラフからのショット時でも安定したスピン性能を発揮することは、厳しいコンディションでプレーするプロにとって大きなアドバンテージとなります。

プロゴルファーが使用しているという事実は、このアイアンの性能の高さと信頼性を証明するものであり、アマチュアゴルファーにとっても安心して選べる一つの目安になるでしょう。

Z565からZ585への進化ポイント

Z565からZ585への進化ポイント

スリクソンZ565の後継モデルとして2018年に登場したZ585アイアンとの比較から、Z565の位置づけと進化のポイントを見ていきましょう。両者を比較することで、Z565の特徴がより明確になります。

Z585はZ565の基本コンセプトを引き継ぎながらも、いくつかの点で進化しています。「クラブ試打 三者三様」の記事によると、Z585はZ565と比較して「顔、打感、操作性など総合的に評価が高く、多くのツアープロやトップアマから絶大な信頼を得ている」と評されています。

主な進化ポイントとしては、Z585ではフェースに高強度スチール製の素材を採用し、それをカーボン・スチール製のボディとホーゼルが囲む構造になっています。これにより、より効率的なエネルギー伝達と飛距離性能の向上が図られています。

また、Z585ではスピードグルーブと呼ばれるフェース周辺の溝状の加工が施されており、これがたわみ効果を生み出しボール初速アップに貢献しています。これはZ565には見られない新技術です。

打感の面では、Z565は軟鉄鍛造ボディにクロムバナジウム鋼フェースという組み合わせでしたが、Z585ではさらに打感が改良され、よりソフトな打感となっている評価が見られます。

ヘッドの見た目については、Z585はZ565よりもやや丸みを帯びたデザインになっており、より安心感のある形状となっています。トップブレードも若干厚みを増しています。

性能面では、「Z585 vs Z565、新旧スリクソンを打ち比べ」という記事タイトルからわかるように、ヘッドスピード別の試打で詳細な比較が行われています。Z585はより高弾道で飛距離性能も向上している一方、Z565はやや直進性が高いという違いがあるようです。

これらの比較から、Z565は進化の余地はあったものの、すでに高いレベルで完成されたアイアンであったことがわかります。そのため、今でも多くのゴルファーに愛用され、中古市場でも人気が高いモデルとなっています。

カスタマイズのポイントとおすすめシャフト

スリクソンZ565アイアンをより自分のスイングに合わせてカスタマイズする際のポイントとおすすめシャフトについて見ていきましょう。適切なカスタマイズによって、Z565の性能をさらに引き出すことができます。

まず、Z565アイアンはもともと豊富なシャフトオプションが用意されていますが、特に人気が高いのは以下のシャフトです:

  1. NS PRO 980GH DST:標準装備の人気シャフトで、中手元調子の特性を持ちます。重さは99g(S)とライトで、多くのアマチュアゴルファーに適しています。「振りやすい」と評価されており、バランスの良いシャフトです。
  2. Miyazaki Kaula 8 for IRON:カーボンシャフト派の方におすすめのオプションです。81g(S)、80g(SR)と軽量で、中調子の特性を持ちます。軽快に振れるため、スイングスピードがやや遅めの方や、疲れにくいシャフトを求める方に適しています。
  3. NS PRO MODUS³ TOUR120:特注生産となるハイエンドモデルです。重さは110g(X)、105g(S)とやや重めですが、安定性が高く、上級者に好まれています。実際に「特注仕様ながら『NSプロ・モーダス3ツアー120』の人気が高く、これまで『NS980』、『DG』の2強だったのが変わりつつある」という情報もあります。

また、リシャフトの事例として、以下のようなシャフトも見られます:

  • NS PRO 950GH DST
  • NS PRO MODUS³ TOUR105
  • Dynamic Gold DST
  • NS PRO 870GH DST
  • NS PRO ZELOS 8

シャフト選びのポイントとしては、自分のスイングスピードや好みのフィーリングに合わせることが重要です。一般的に、スイングスピードが速い方は重めのシャフト、遅い方は軽めのシャフトが適しています。

また、グリップについても自分の手の大きさや好みに合わせてカスタマイズすることで、さらに使いやすくなります。Z565の標準グリップは「ツアーベルベットフルラバーグリップ(バックラインあり、ロゴ入り)」ですが、ユーザーレビューには「グリップを下牧2重にしてエリートにしたらドンピシャのバランスになりました」といった声もあります。

バランス調整も重要なポイントで、「バランスが重くそのままでは使えないと判断。バックライン無しのグリップに交換するついでにシャフトをカットし調整しました」というカスタム事例もあります。このようにシャフトのカットやウエイト調整によって、より自分に合ったフィーリングに近づけることができます。

Z565アイアンの中古市場での価値と買い時

スリクソンZ565アイアンは、2016年9月の発売から7年以上経過した現在でも、中古市場で高い人気と価値を保っています。中古での購入を検討している方のために、現在の市場価値と買い時について解説します。

現在の中古市場価値: 2025年3月時点での中古市場価格を見ると、6本セット(#5-9,P)の価格帯は状態やシャフトによって異なりますが、おおよそ以下のような価格帯となっています。

  • Cランク(良い状態):37,900円~48,880円
  • Dランク(可の状態):26,208円~42,880円

シャフト別に見ると、NS PRO 980GH DSTスチールシャフトモデルが最も一般的で、Miyazaki Kaula 8 for IRONカーボンシャフトモデルやNS PRO MODUS³ TOUR120/105モデルも多く見られます。特注シャフトモデルはやや価格が高めの傾向があります。

また、セット内容によっても価格は変動し、8本セット(#5-9,P,A,S)などは50,000円以上の価格になっているケースもあります。4番アイアン単品は約7,000円~8,500円程度で取引されています。

中古品の買い時: Z565アイアンの買い時については、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。

  1. 後継機種の動向:Z565の後継モデルであるZ585、さらにその後継のZX5、最新のZXi5と複数の世代が経過しています。新しいモデルが発売されるタイミングは、前モデルの中古価格が下がる傾向があるため、タイミングとしては良いでしょう。
  2. 季節性:一般的にゴルフシーズンが始まる春先は中古価格が上昇する傾向があります。反対にオフシーズンの冬場は比較的安価に購入できる可能性が高まります。
  3. コンディション:中古品のランク(C、Dなど)とその実際の状態を確認することが重要です。特にフェース面の擦り傷やソール部分の使用感、グリップの状態などをチェックしましょう。
  4. 適正価格:複数の中古ショップやオンラインサイトで価格を比較し、適正価格を把握することが大切です。リシャフトやリグリップなどのカスタム履歴があるモデルは、そのカスタム内容に応じて価値が変わることもあります。

Z565アイアンは発売から時間が経過していますが、その完成度の高さから今でも高い評価を維持しています。「高値で売れるアイアンは”やさしい”ピン&軟鉄鍛造モデル」という記事タイトルにもあるように、Z565のようなバランスの取れたモデルは中古市場でも価値が下がりにくい傾向があります。

特にコストパフォーマンスを重視する方にとっては、新品で購入するよりも中古で状態の良いモデルを探す方が、高いコストパフォーマンスを得られる可能性があります。

まとめ:スリクソンZ565アイアン評価の総括と購入判断のポイント

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. スリクソンZ565アイアンは「飛距離性能と許容性を兼ね備えたポケットキャビティタイプ」で高評価を獲得している
  2. 特徴的なV字型ソール「Tour V.T.ソール」により抜けの良さと様々なライへの対応力を実現
  3. 軟鉄鍛造ボディとクロムバナジウム鋼フェースの組み合わせで、やわらかい打感と反発力を両立
  4. ユーザー評価では、方向性・やさしさ・構えやすさの項目で特に高い評価を得ている
  5. 3種類のシャフトオプションがあり、N.S.PRO 980GH DSTが標準装備の人気シャフト
  6. Zシリーズ3モデル(Z565/Z765/Z965)の中で最もやさしく設計されているポジション
  7. 初心者から上級者まで幅広いレベルのゴルファーに対応できる万能性の高さが魅力
  8. 小林夢果選手や稲見萌寧選手など多くの女子プロゴルファーも使用する高性能モデル
  9. 後継モデルZ585と比較すると、Z565はより直進性が高い特性がある
  10. 中古市場では2025年3月現在、6本セットで約25,000円~50,000円程度で取引されている
  11. 発売から7年以上経過した今でも、その完成度の高さから高い評価を維持している名器
  12. 購入を検討する際は、自分のスイングスタイルとシャフト選択を重視することがポイント